【ザ・グレンリベット】スコッチウィスキー酩酊日記①
「スコッチのおすすめ銘柄あります?」
むかし、同僚に何げなく訊かれパッと出てきたのが、
「グレンリベットとか・・・」
「とか?」
(あれ、スコッチ結構好きでいろいろ飲んでいる気でいたけど、意外に出てこんな)
「あと、アイラ産のやつとか、独特のアレでおもしろいよ」
「独特のアレ?」
「香り・・・みたいなやつ」
「へええ」
付き合っている彼女のお兄さんがスコッチ好きで今度なにかお土産に持っていこうかと思って聞いてみたんすよ、一応。みたいなことを早口で言った。
「じゃあ、グレンリベット、買ってみますわ」
同僚は急に無口になった僕を訝りながら、ちょっと愛想笑い気味に言った。
ぼくはこれまでスコッチで酩酊した日々を思い出しながら恥ずかしくなったのです。
まるで美味しんぼの山岡士郎のように恥じたのです。(美味しんぼ70巻参照)
10年・20年・30年・・・と長い年月をかけてつくられるものなのだから
もっとちゃんと味わわないとな・・・と反省した自分を何気なく思い出した。
思い出のグレンリベット。
創業者はジョージ・スミス、1824年酒税法が緩和後、政府公認第1号の蒸溜所となり
人気を博すと「グレンリベット」を名乗る模倣が増えたため、訴訟を起こし
定冠詞を付けた「ザ・グレンリベット」はオンリーワンとなった。
鼻孔をくすぐる果物や花の香り、シャープな後味。
そうだ!おすすめで間違いはなかったのさ!
しかし、グレンリベットのばったもん?日本ではおみかけしたことがないな~
まあ、禁酒法時代のことだからいまはないのかな?
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